成長産業に属し、話題性がある銘柄はデイトレ向き
１日の間でも、１ヶ月の間でも、株価が結構上下動していて市場で頻繁に売買され、売買高が比較的多い銘柄がデイトレに適しています。
ジャスダックや東証２部に多い時価総額の小さい小型株は、何かで話題になって売買がにわかに活発になる時期以外は売買が閑散としているので不向きです。
一方、電力や鉄鋼、通信、金融の最大手のような時価総額が巨大な超大型株は、売買高が抜群に多くて流動性は最高ですが、株価が安定しすぎて値動きが非常に重いのが難点です。
デイトレの対象銘柄は、時価総額のサイズで言えば小型株でも超大型株でもない中・大型株から拾うことになります。
売買高がそれなりに大きくて値動きが激しい銘柄とは、投資家の注目を集め、一般社会でもよく話題になるような銘柄です。業種で言えばハイテク関連で、その中でも特にＩＴ企業です。
最近プロ野球への進出で注目された楽天、ソフトバンクなどは、まさに代表選手です。この２社はデイトレの世界でも花形で、その名が聞かれない日はありません。
停滞・衰退産業よりも右肩上がりの成長産業で、話題性があればあるほどデイトレ向きの銘柄と言えるでしょう。